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日本1月の中旬から受験シーズンになります。よい学校を合格するために,学生さんたちは毎日必死で勉強しています。年始の初詣の時はもちろん神さまに合格のことをお願いする学生さんがいます。また,学問の神社にお参り行く学生さんも少なくないです。名古屋の三大天神は上野天満宮,山田天満宮と桜天神社です。絵馬を書いて,お守りをもらって,合格グッズを使って,万全の態勢で試験を迎えるのは日本的な特徴です。
皆さん,合格を祈り願うために「絵馬」を書いたことがありますか?
実は「絵馬」は合格祈願に限らず、願い事をする時や、願が叶ってお礼のために神社・仏閣に捧げられるものです。しかし,圧倒的に多いのが合格祈願です。東京では学問の神様が祀られている湯島天神が、毎年、受験生で大変な賑わいをみせています。
「絵馬」の由来はそもそも、古代の日本では馬は神の乗り物として神聖視されていて、有力者は何か祈願にあたっては、生きた馬を神殿に捧げて神の降臨を求めていたのだそうです。また、豪族たちは、朝廷に対して馬を献上して服従の意を伝えるなど、馬は高い価値を持つ生き物として評価されていたのですね。
しかし、馬は値段が高く、やがて、生きた馬の代わりに、土や木で作った馬の形をしたものを献上する習慣が生まれ、それが更に簡略化されて、板に書いた馬、つまり「絵馬」が生まれたのです。そして、江戸時代になって、個人が願掛けに奉納するようになり、時代と共に次第に現在の姿に定着したのだ。
皆さん,日本に来ましたら,一回絵馬を書いてくださいね。
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