クリニカルサロン シーズ・ラボ(東京・渋谷区)は7月15日から、生きたカタツムリを顔に乗せる美容体験ができる新しいサービスをスタートする。
この「生カタツムリ体験」は、同日にスタートするカタツムリエキスを大量に使用する「セレブエスカルゴコース」のオプションとして提供するもの。 カタツムリが這った後に残った分泌液には、エイジング成分が含まれていることが知られており、それを生で、そのまま顔に乗せる体験を提供する。
スペインやドイツ、フランスでは昔からカタツムリが美容にいいといわれ、食用にも用いられてきた。
1980年代に、チリのエスカルゴ(食用カタツムリ)業者の手の傷の治りが早いことから、カタツムリが這った後に残った分泌液にエイジング成分が含まれていることが判明し、美容分野への導入が進んだ。
ある化粧品メーカーでチリ産エスカルゴクリームを発売したところ、世界45カ国で650万個も売れ、瞬く間にカタツムリエキスの効能が知れ渡った。
美容大国といわれる韓国でも、各メーカーがカタツムリエキスを配合した化粧品を販売し、人気を博している。
今回、シーズ・ラボは、スイスの地でオーガニック食材を主食とし,医療データで証明されているカタツムリ種“helix aspera muller(ヘリックス アスペラ ミュラー)”から抽出したエキスを使用した美容コースを開発。
「セレブエスカルゴコース」として、
(1)針を使わずに肌深部にまで有効成分を注入できる特殊マシンによってエスカルゴエキスを導入、
(2)ハンドマッサージによる血液循環を促しながら、エスカルゴクリームを浸透、
(3)オリジナル引き締めパックで有効成分を肌に封じ込め――という3ステップで、カタツムリの美容効果を体験する。
所要時間は60分。
料金は2万4150円。
シーズ・ラボは、シーズ・メディカルグループ(理事長:城野親徳、東京・渋谷区)のサロン事業部。
本店を東京・恵比寿に置き、全国で12店舗を展開している。
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