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48歳の若さで滞在中のホテルで急死した米歌手ホイットニー・ヒューストンさんの遺体の正式な検視結果が出るまでに何週間もかかるといわれる中、ヒューストンさんは薬物とアルコールを同時に摂取して死亡したのではないかとの見方が広がっている。
ヒューストンさんが長い間、薬物やアルコール依存症と闘っていたことは知られている。ヒューストンさんはグラミー賞授賞式の前日の11日午後、ビバリー・ヒルトンホテルの自室の浴槽の中で死亡しているのが発見された。
検視は12日に終わったが、正式な薬物検査の結果が判明するには6-8週間かかるとされている。ロサンゼルス郡検視官事務所のスポークスマンは、血液や尿中に薬物使用やアルコールの痕跡があったかについて言及を避けた。同スポークスマンは、死亡原因が分かっているのに公表を避けているのではと何回も質問を受けたが、正式な結果が出るまで憶測を控えて待つようにと訴えた。
芸能人情報に詳しいサイト、TMZは家族筋からの情報として、ヒューストンさんは医師の処方箋が必要な薬物と飲酒が重なって死亡したと報じた。同サイトやNBCテレビは警察筋の情報として、ホテルの部屋から数個の薬のビンが見つかり、その中には抗鬱薬のザナックスや鎮痛剤が含まれていたと伝えている。CBSテレビは、心臓発作か薬物の過剰摂取が最も考えられる死因だとしている。
ロサンゼルス警察から、ヒューストンさんは発見された時、浴槽に沈んでいたと発表されたが、TMZは消息筋情報として、ヒューストンさんの肺の中には溺れたことを示す水があまりなく、浴槽に沈む前に死亡していたと報じている。
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