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今日はウォルト・ディズニー・ジャパンがキャラクターグッズを販売する直営店である「ディズニーストア」の全面リニューアルのお話です。今回の大規模リニューアルのアジア第一号店として選ばれたのは、仙台市内の店舗。テーマは「都会の中にある公園」ということでで、お店に入るとまず、自動的に色の変わる木々に囲まれた小道を通り、各キャラクターのブースを見ながら店内を回ることができるというもの。こういった子供やファミリー向けのポップなイメージから、森をイメージした、シンプルで落ち着いた大人向けの印象になったそう。お店の照明もずーんと暗く落ち着いた色使いになり、大人仕様。12月7日のオープン初日には、沢山の女性客がつめかけたようです。
ディズニーランドやシー付近で若い女性たちが皆が持ち歩いている「ダッフィー」という熊のぬいぐるみは有名ですよね。(最初は何で皆持ってるの?とびっくりしていましたが、最近ではそれが当たり前かのように、皆さん抱っこしてます)
先日のWBSの特集によると、この流行に乗って、新たに「ユニベアシティ」というキャラクターも誕生したそう。こちら「ユニベアシティ」というキャラクターらしいのですが、なんと!ディズニーランドではなく、ディズニーストア発!なんですって。
もちろんこちらも、ターゲットとしているのは若い女性で、掲載されているのは「Vivi」などの女性誌。ブランドのバッグなどに大きな「ユニベアシティ」を提げて外出する新しいスタイルを、人気モデルなどを使って提案しています。ディズニーリゾートで抱っこして歩くダッフィーに対して、
「街中で抱っこできるディズニーキャラクター」として登場した「ユニベアシティ」。
これまでとは全く違うブランディングを、新しいキャラクターを使って行っているディズニーストア。すでに有名で人気のあるダッフィーを使うのではなく、ここに新しいキャラクターを持ってくるあたりがスマートです。
また、Samantha Tabathaなどの女性に人気のブランドとディズニーがコラボした商品も話題だそうで!これまでのターゲットを子供たちから、「かつてディズニーが大好きだった大人たち」へ移行していることが分かります。
また【GREE】と連携して始まった経営シミュレーションゲーム。ゲーム自体は無料ですが、「ディズニーストアの店舗に行かないと手に入らないアイテム」といったものもあるそうで、このゲームを通して「お店へ足を運ぶ」導線を作っています。
このようにして、至るところに散りばめられたディズニーの世界。テーマパークの内部だけではなく、外部からの誘導を通して、私たち消費者の財布の中身のシェアが、じわじわシェアを拡大されているわけですね。ディズニーランドなどのパークや、リゾート、ストア、身近なサービス・・・各分野でそれぞれ収益を出そうというよりも、「ディズニー」というブランド全体の底上げをするために、連携し合ったコストを投資するディズニーの戦略です。
奥深いですね!時間があれば,ディズニーストアに足を運んで,勉強しよう!
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