第210回公開テスト(
2016年5月29日実施)よりTOEICテストの出題形式を一部変更いたします。
TOEICテストとはTest of English for International Communicationの略称で、1979年に開始された英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。テスト結果は合格・不合格ではなく、
リスニングセクション5点~495点、リーディングセクション5点~495点、トータル10点から990点のスコアで評価されます。評価の基準は常に一定に保たれ、受験者の能力に変化がない限りスコアも一定に保たれます。
新TOEICテストはどのように変わったのか?今回の変更では、
テキストメッセージやインスタントメッセージ(チャット)といった近年よく利用されてきているコミュニケーション形式や、
複数(3人以上)の人々が参加する会話形式などが新たに加えられています。また、今回の変更で特に重点が置かれているのが、複数の情報源から得られる情報を紐づける能力です。例えば
地図やグラフなど問題用紙に印刷された視覚素材(Visual image)と流れてくる会話の情報を関連づけて解答する設問が挙げられます。
時代に応じた内容にするために、TOEIC テストの一部は変更されますが、クオリティと難易度に変わりはありません。変更後のTOEIC テストを受験されても、スコアの意味は現行のTOEIC テストと同等であり、スコアの比較も可能です。
詳しい情報は
http://www.toeic.or.jp/